注文住宅を建てる際に設置しておいて損がないのが、太陽光発電装置です。屋根に太陽光パネルを設置しておけば、電気料金の節約に繋がります。そんな太陽光パネルを設置する際に考えておきたいことが、屋根の形状です。設置するパネルの枚数によって発電量は変わるため、電気料金節約のために太陽光発電装置を取り入れる場合は、より多くのパネルを設置できる屋根を選んでおくと良いでしょう。最も多くのパネルを設置できるのは、一枚の大きな板のような屋根が一方向に傾斜している片流れの屋根です。南向きの片流れの屋根であれば、全面にパネルを設置することができます。ただ、片流れの屋根は雨や紫外線によって劣化しやすい、壁面からの雨漏りが起きやすいなどのデメリットもあるため、よく考えた上で選ぶことが大切です。
太陽光発電装置を設置する時に考えておきたいことが、周辺の建物事情です。注文住宅を建てる時点ではとても日当たりの良い土地であっても、太陽光パネルがある南側に高層マンションなど高い建物が建ち、日差しが遮られてしまうことになれば発電量が減ることになります。それだけに、注文住宅の屋根に太陽光パネルを設置する際には、この先何年も安定した日差しを確保できるかまでしっかりと考えておくことがおすすめです。
注文住宅を建てるための土地をこれから探す場合は、日当たりが良いだけでなく建物の南側にマンションなど高い建物が建ちにくい場所を選んでおくと良いでしょう。安定した日差しを確保できる土地を選んでおけば、太陽光発電のメリットを実感し続けていくことができます。
土地と新築の建物がセットになった建売住宅は、もともとの風景に似合うデザインや色合いを考えて建てられています。周囲との統一感を感じられる場所で生活できる魅力があります。